心斎橋火影の音響、音無のブログです。

Ryo Otonashi

自身のバンド"NEMU"、PA/RECのブログ。PA/REC料金は記事のカテゴリー[PA/REC料金について]に記載しています。

レコーディングしませんか?

4月の頭からは殆どPAの仕事がないんですけど、レコーディングの仕事を2件頂きました。今どのバンドもライブは"減ってるor全く無い"だと思うんです。なのでこの機会にレコーディングしませんか?今なら予定スカスカなんでサクっと完成までいけますよ!!この期間に配信で新曲やMVを発表して、事態が収束したらイベント打ちましょう!ライブハウスがいつも通りになったら皆のレコ発だらけになったら最高じゃないですか?しかもどんな有名なミュージシャンも皆自粛中なのですから、絶対に名曲が沢山生まれると思います。楽しみで仕方ない!!

 

今回は前回のミニアルバムの録音もさせて頂いた"稲田夏朗"とバビロンブレイカーズのアラヤンがドラムを叩いてる"HELLMORNIMG"のレコーディングでした。

 

 

4/16にまず夏朗のレコーディング。今回は前回レコーディングして、少しアコギのローが足りないと感じでいたのでステレオを意識するよりも暖かい音を意識しました。アコギのサウンドホールの前にastonのsplitと言うコンデンサーマイクを、ブリッジの前にMD421を使いました。ボーカルは同じくastonのsplitのみ。ミックスは前回と真逆の四畳半フォークを意識した響きに。一見リバーブをかけてないようなんですが、、かけてます。凄く短いやつを。日本の木造建築の狭い和室で目の前で響く弾き語り風です。各種サブスクにて発表されてますので聴いてみてください。

 

4/17のレコーディングなんですが、メンバーの方とは初めましてでした。レコーディング中、皆さんの人間性を早く掴もうと思ってました。レコーディングはやっぱり険悪なムードでやりたく無いじゃないですか?大事なんですよね。それによってプレイが変わるから。

結果最後に全曲ぶっ通しでライブっぽく演奏したのがいいテイクになりました。

今回はドラムの収音に試したかったマイキングを試してみました。これです↓

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Over the kick micです。今回はat2050を単一指向にして丁度キックペダルのビーターの真上ぐらいの位置からスネアのシェルを向けて狙ってます。まあ、チャンネル余ってたし、使えたらいいなぐらいの気持ちでしたが、ミックスをしてみたら、これ最高です!ドラムサウンドの力強いセンターがでました。僕のフェイバリットになりそうです!でもライブの時は使えないかもですね。邪魔なんでw

なんせいい感じにミックスできています。是非聴いてみてください!

 

 

 

 

あとはEATというバンドのマスタリングだけのお仕事も貰い、これは既に納品済みです。なんと一曲で1時間40分ぐらいありました。めちゃくちゃ低音出して、かつクリアーにを目指しました。こちらはbandcampとCDだそうです。

 

本当に皆様、仕事を振って頂きありがとうございます。まだまだ僕に出来そうな事ならなんでも受け付けておりますので仕事ください!よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

怪我の功名

皆さん自粛生活いかがお過ごしでしょうか?

僕は自粛前、ほぼ休みなく毎日働いていたので暇がありすぎてなんだかなーと思っていました。

でも、普段忙し過ぎて出来ていなかった事も沢山ありますし、仕事でも音楽を聴き過ぎていて自分の趣味の目的で音楽を聴けてなかったので、この期間中にSpotifyでディグりまくってました。

 

Spotifyのshareコードを沢山載せていくので画像保存して、spotifyアプリを開き、searchの画面の右上のカメラマークから保存した画像を読み込んで聴いてみてください。

 

2019年に1番よく聴いたのはderuというアーティストのこのアルバム。

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オープニングから2曲目の繋ぎ、アルバム全体通しての世界観など僕の好みにバッチリで永遠に聴いてられました。去年作ったNEMUの曲は少なからずとも影響されてるなと思います。

最近は4/2に対バンをする予定だったHelms Aleeの最新作などを良く聴いてます。

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ヘヴィーなんですが、僕はこのアルバムは何故かビートルズを感じるんですよ。特にメロディーがジョンの暗めの曲とイメージが近いというか。楽曲アレンジも展開が歪だけども、気をてらい過ぎずにちゃんと曲として自然に繋がってるのもビートルズぽくて好きだなと…。NEMUもこうありたいなと思う作品です。せっかくの対バンがコロナの流行のせいで無くなってしまい本当に残念です。次回の日本ツアーの時にまた一緒にできる事を願っています。

 

そしてこのアルバムのもう一つ好きな所があります。これは完全に職業柄なんですが、サウンドが素晴らしい!RECエンジニアがKurt Ballouと言う人なんですが、この方はCONVERGEのメンバーとしても活躍中です。録音の音が凄く生々しく自然でパワフルなんです。これからは音楽鑑賞もサブスクの時代ですし、そんなに音量というのは気にしなくていいと思うんです。どうせアップロードしたらノーマライズかけられてしまうので。その中でどう大きく聴かせるかと言うのは大事なんですが、コンプで潰しまくった音源はもう必要無いかなと思います。ダイナミクスは自然にレンジも広くが好みです。おっさん的な発想かも知れないんですが、人間味がないと感動できないんです…まあ演奏がしっかりしていると言うのが大前提なんですけどねw

それと、今年に入ってからPALMというバンドの乗り込みPAをしてますし、PALMとCONVERGEは絡みがあるみたいなので、いつか本人にお会いしたいなと思います。

それからこのKurt Ballouの作品が気になり、色々調べると最近、友達のANYOと言うバンドが対バンしていたこのバンド

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これもKurt Ballouの作品でして、もうドラムの音が最高なんです。やっぱり僕はスピーカーに貼り付くようなペタペタな音よりは奥行きのあるサウンドに感動するみたいです。色んな音を聴いて「これは好きじゃないな」とか「僕ならこうするな」とか考えたり…

この自粛中にこうやって自分の事を知れたのは、普段忙し過ぎたら気づかない事だったかも知れないなと思い。なかなかポジティブに考えてます。仕事が止まってお金が無いのにガンガン欲しいマイク、機材が出てきて困りますねw

 

最後に、時間が沢山あるので、僕がレコーディングしたバンドの音源のプレイリストと、ライブができないような状況なので少しでも色んなバンドを知ってもらう為にも僕が知っているバンドをspotifyで見つけてプレイリストを組んでみました。どれも火影、SOCORE FACTORYなどで活躍してるようなバンドなんですが、色々な発見あると思います。良ければチェックしてみて下さい。

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RYO OTONASHI studio works↓

https://open.spotify.com/playlist/3hREYndYetUaLCEu6KptaX?si=K23BiJzJSWuZDfr7dDAajA

 

Japanese independent rock band

https://open.spotify.com/playlist/7dDSKj2AkBWS7XenpBhtJn?si=icdRAMHoRSKvqt-h5-nFpQ

NEMUで使ってる機材達

随分ご無沙汰してしまった…。

こんなだからいつもダメなんだと思う。

 

気を取り直して、今回は自分が使っている機材についての紹介をします。

 

●ベース本体

 

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ヤフオクで買ったエピフォンのPJタイプのリッパーを使っています。確か25000円ぐらいだった記憶がw

実は10万円以上するベースは買ったことがないんです。前に使ってたジャパンヴィンテージのフェンジャパのプレベも3万円ぐらい。それでも良い音って皆言ってくれるので、高いベース買う気になれないんですよね…。このリッパーなのですが、PJタイプのPだけを使ってます。ピックアップセレクターとボリュームノブの1つは完全に回路を切断しているので、見た目はこんなですが中身はプレベです。内部配線はWEの70'sで単芯のものを使い。ポットはCTS、ジャックはSwitchcraftに交換済み。配線材は色々使いましたが、WEの単芯がこのベースの場合音が纏まりました。ポットはCTSに変えると音が太く元気になった印象ですね。あ、コンデンサーの事忘れてました…。オレンジドロップです。特にここはこだわってなかったですね…。今後他の物にも交換して更に理想に近づいていければいいかな。

 

弦は現在、アーニーのフラットワウンドの95-45です。かなり細めの弦ですが、充分な低域は出ますし、太い弦だと演奏がしんどいのでw

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ピックアップはバルトリーニの8Sに交換。このピックアップは深い低域が特徴的でアタックは控えめ。前のプレベを使ってた時からずっとこのピックアップです。

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ヘッドの先端にはファットフィンガーを装着。これで暴れる低音がスマートになった気がします。サスティーンも少し伸びたので、少しコンプがかかったような印象です。つける位置によって音が変わるので色々試しながらこの場所に落ち着きました。

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ネックジョイントはfreedom custom guitar reserchの薄い方を

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フラットワウンド弦の深い低域は欲しいけど、サスティーンも欲しいという…かなり矛盾していますよねw

その結果こういうセッティングになりました。まだ進化するかも知れませんが今の所は満足です👍

 

●ケーブル

シールドは動きがある所はmogami3368、動きが無い所はBELDEN88760に統一してます。

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3368は少し太いので製作時、普通のプラグが入らなかったりするので少し手間ですが、低域がモワつかず、レンジが広い印象です。ギターにもベースにも合うケーブルです。そんなに値段が高くは無いし最強ではないかと思います。88760に関しては、本当にこのケーブルが好きなんですが、タッチノイズが凄いんです…。なので動きがないエフェクト間に使用してます。プラグはいつもノイトリックの金メッキですね。フラットでエネルギッシュな音になる気がして好きなんですw

 

●エフェクトボード

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ベース→ジャンクション→ファズ→チューナー(バッファ)→リバーブ→ALBITプリアンプ→メサブギープリアンプスルーアウト→DI→PA

そしてメサブギーのプリアンプの通常アウトからは88760のケーブルを使い、箱のアンプのリターン端子に接続してパワーアンプだけ借りるという使い方です。

メサブギーのプリアンプをアンプとして使う用になったのは、今まではGENZBENZの真空管のベースアンプなど使っていたんですが、重すぎて運ぶのが辛すぎて断念しました。よく台湾にライブに行くのですが、この方法だと海外でもほぼいつもの音でライブ出来るのでオススメですよ。色んなプリアンプをアンプとして使うのに試奏したのですが、僕的にはgainがないと良い音が作れなかった印象です。前にメサブギーの真空管アンプヘッドを気に入ってたので、このプリアンプは一発で気に入りましたねー。

 

ボードについてです。

まずはTRIALのジャンクションボックス、このTRIALは知り合いが作ってるエフェクターのブランドで火影のアンプ修理もお願いしてるほど信頼しているので、迷わず買いました。この手のエフェクトは音が変わらない事が正義なんですが、こいつは殆ど変化しません。最高です!

次はEQDのcloven hoof、ファズです。歪みはこれで落ち着きそうです。今までNEMUの初期はRATに始まりソバットのbass driver、bass big muff 、マレッコのbass assmaster、black catのオクターブファズと渡り歩いてきました。

その後ろにTCのpolytune3。これは最早バッファーとしての導入でした。ファズの前にバッファーを入れると音が変化してしまったのでこの位置です。

ここから以前はプリアンプに行きリバーブだったのですが、ALBITのプリが最後に置いた方が自然だったのでリバーブを犠牲にしました。ですが、RV-6のデジタル臭さが後段のプリのお陰で少しアナログっぽくなり結果オーライでしたね。

 リバーブは今までRV-3をずっと古一に借りていたのですが、踏んだ時に一瞬の音切れもあるし、いつまでも借りてるのは良くないなと思い、使い慣れてるBOSSにしました。

 そして、ALBITのプリはいいですよー。真空管モデリングしたようなプリを沢山使ってきましたが弾き比べると、やっぱり本物の真空管だなとなりました。最高です!

 パッチケーブルは全て88760でここからアンプまでは3368です。で、メサブギーのプリアンプからアンプのreturnは88760です。

 

次にDL4とTCのリバーブはボーカル用なんです。マイクはSE electronicsのv7を使ってます。

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このマイクかなりハウリングに強いんです。ae6100 の音が好きで使っていたのですが、余りにもライブ中ハウリングさせるPAさんが多いので変えました。ボーカルにディレイやリバーブをかけるんでハウリングしやすいんですよ。音だけで選ぶなら他の選択肢もあったのですが今はこれがベストです。

v7→DL4→TC rev→DIとなるんですがムーアーのDIはスタジオでファンタム電源を使うのが面倒なので9vで動作するアクティブDIでコンパクトな物を探してこれにたどり着いた感じです。ですがマイク直よりロー感がスカスカになるのでボーカルのラインのケーブルはすべて8412にして、少しでも太くなるようにしてます。初めはDIじゃなくXLR-2pの変換ケーブルを使用してPAに送っていたんですが、某ライブハウスでノイズが酷く、GATEをかけられてディレイもリバーブも台無しという事件が起きたので、やっぱりアンバランス信号でPAに繋ぐのは良くないなと思い追加しました。

 

最後にNEMUではベースはワンフレーズループが多くて、難しい事もやってないので一音の存在感が重要なのでかなり拘ってます。後、古一のギターの音もアクセントで凄い低音を入れてくるので、そこから逃げる役割でもスーパーローを重視してます。まだまだ色々企んでいるのでFX的な変化はありそうですが、基本の音はこれで満足できてます。

 

長文読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

PRIMAL "After these"

大阪のPRIMALというバンドの1st.アルバムを去年にレコーディングさせて頂きました。

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1.サレンダー

2.言分けない

3.必然★

4.ミシェル★

5.アイロニー

6.喪失の美

7.大丈夫★

8.これから★

 

★マークの曲を僕がレコーディングしました。

それ以外は他のスタジオで録音した音を僕がミックスしてます。MVになってるサレンダーという曲がキャッチーなナイスソングなので、ハマる人も多いのではないですか?ポップとか明るいとかそう言う意味ではなくて、スッと頭の中に入ってくるキャッチーなメロディーを作るのが彼らの魅力ですね。

いちどMVを見てください。

どうぞ!

すぐに覚えましたよね?この曲だけじゃないんです。他の曲もきっと気に入って頂けると思うんで是非アルバムを全部聴いてみてほしいです。

 

ではさて、恒例の使用マイク紹介です。

OH-STC1

FT-atm25

HT-beta57  

HH-C2

SNT/SNB-atm650

KICK-ae2500/at2050

GTR-PR30/ae2500

Ba/DI-pre73

Vo-v67

ざっとこんな感じです。なんでいつも使用マイクを書くのかと言うと、自分自身のメモでもあるんですが、マイクが分かれば想像しながら聴いてみる事も出来るかと思うんです。特に録音とかPAされてる方は。これも音楽の違う楽しみ方の一つですね。

この頃はまだCUBASEでミックスまでやってた時期で、マスタリングだけSTUDIO ONEに移行してozone8を駆使してやっています。

 ベースは僕の私物のSANS AMPのBASS DRIVER DIを使ってもらい。そのサウンドが気に入ったみたいでノスケ君はこの後購入していました。SANS AMPはあんまりというイメージを持つ人も多いかもしれないんですが、やっぱり名機なので良い音作れますよ。僕的なポイントはBRENDのツマミですかね。BRENDは0にしてもDRIVE以外は効いてるんですよ。この性質をいかして、DRIVEをグッと持ち上げた音をブレンド徐々に上げていき歪み成分を混ぜていくんです。

そうすると安定した低音が得られます。

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ギターは藤原くんがFender bassmanのヘッドを借りてきていたので、それをMarshallのキャビに繋ぎました。これもめちゃくちゃ良い音だったのでレコーディングの合間にオークションなどをみて、bassmanのコピーモデルのELKのアンプを格安で購入していました。因みにこの動画のアンプは本人のアンプです笑。最近修理に出したみたいですね。

 

 

違う所で録音した曲が入り混じってるアルバムなんですが、音は違えど良いアルバムになってると思います。そこはPRIMALの曲の良さのおかげで、改めて聴き直すと、もっと頑張らないと俺って思います…。次の機会があるならもっと良い音作れるように日々研究します。

 

 

  各種サブスクも解禁済みなので是非皆さま聴いてみて下さい。

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そういえば、現在PRIMALはドラマーが抜けてしまい募集中なので興味あるかたはTwitterなどから連絡してください。よろしくお願いします。

 

PRIMALツイッター(http://twitter.com/PRIMAL_official)

 

 

 

 

 

 

衣笠キンパラス 1stアルバム

もうすぐ発売と言う事なので、今回は衣笠キンパラスと言う滋賀県のバンドのレコーディングのお話を…。

 

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こちら、最近僕がレコーディングした衣笠キンパラス"一にて候"です。

 

県外のバンドなんですけど、僕がスタジオを使ってるビルが皆様知っての通り火影と新神楽が入ってるビルなのでマイクを使っての録音作業が深夜か朝ぐらいしか出来ないんですよ…。音が入り込んでしまうので…。なので本当にレコーディングしたバンドにはご迷惑をおかけしております。キンパラスも県外から何回も来て頂きありがとうございました。

 

 衣笠キンパラスはドラムとギターボーカルの2ピースベースレスバンドなので、ベースがいないんです。最後の曲では僕がベースを弾いてます。

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僕の他にもうひとかたゲストベースの方が2曲演奏してます。

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それ以外の曲はギターの上羽さんがベースを担当してます。詳しくはCDを手に入れてクレジットを見てもらえれば分かると思います。

ベース以外には後3人のゲストミュージシャンが参加してくれてます。

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ノラ一味からはギターのお二人です。ギターソロバトルを収録させて頂きました。

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バビロンブレイカーズからはアラヤンさんがコーラスで参加してくれました。

 

衣笠キンパラスは色々なタイプの曲があって狙いが分かりやすくミックスが楽しかったです。僕ももう40歳手前のオッサンなので、"バグルスのあの感じでー"とか言われると、"はいはいー"ってな感じです。

 

ドラムマイクは

OH-STC1

FT-ATM25

HT-beta57

hh-C2

SNtop-SM57

SNbtm-SM57

KICK-ae2500

KICK-at2050

を使いました。

ギターはSM57とae2500のミックス。

ギターソロはpr30とae2500のミックス

ベースはpre73をdiとして使用してます。

ボーカルマイクはいつも通りv67です。コーラスとセリフはat2050を使っています。

SE系のフィールドレコーディングはiPhoneのボイスメモです笑

因みに足音のSEが入る曲があるんですけど、僕が階段を降りる音をギターの上羽さんがiPhoneで録音しました笑。後は居酒屋の音を録音してきてもらったりしました。こう言うの楽しいですよね。

 

今回のミックスで1番よく使ったのはKUSHのOMEGA458A。

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チャンネルに挿してソースに応じた値にパラメータを上げるだけで簡単に倍音が付加されて音が前にでます。丁度キンパラスのミックスに入る段階でPAの仕事でレコーディングエンジニアの方と一緒の現場になり教えてもらい購入しました。

このプラグインをSE以外の全てのチャンネルに使いました。完全にハマってます👍

その後のレコーディングでも使用する確率が高いですね。KUSHにはこの他にもHA系のプラグインがあるので他も試してみたいです。

 

ドラムのコンプ系はWAVESのAPI2500をよく使いました。

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ドラムとボーカルのリバーブはこいつです。

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これもミックス前に購入し、キンパラスに合いそうなので積極的に使ってます。

 

ベースはラインのみでこいつを挿してます。

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全体的にモダン過ぎず、古過ぎず。バンドの要望通りの音像を作れたかと思います。

 

最後に録音風景などを

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レコーディングは楽しい物なので、出来るだけリラックスして演者の持ち味を活かせたらなと思っています。

今回も楽しいレコーディングでした👍

セカンドアルバムの曲を作り始めてるみたいなので次回も楽しみです!

皆様、衣笠キンパラスの"一にて候"をよろしくお願いします!

 

 

 

2020年初乗り込みPA

どうも音無(http://twitter.com/ryo_otonashi)です。本名です笑。最近また「本名ですか?」と聞かれるので笑

 

さて、1/18の今年初の乗り込み音響はPIZZA OF DEATH RECORDSの"BURL"(http://twitter.com/BURLxxxx)と言うバンドでした!BURLはいつも火影でお世話になってるバンドで、来月、2/8にも火影でライブがあります。是非お越し下さい!

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最初バンドから声をかけて頂いた時は凄く嬉しかったです。

今回がBURLに着くのは初めてなんですが、これからどんどん最高の音を出せるように勉強したいと思います!

 

初戦の箱は東京の西永福JAMでした。

新宿にJAMがある時には自身のバンドNEMU(http://twitter.com/nemu6001)で一度出演させて頂いたのですが、新店舗に行くのは初でした。

前の店舗とは真逆なイメージで内装がめちゃくちゃ綺麗でキャパは250人ぐらいかな。

コンソールはSound craft Si performer 3。

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こいつを触るのは初めてだったので、箱の音響の方に最初だけ少し教えてもらいサウンドチェックへ。

 

今回はゲネプロをしていないので、マイクは完全にイメージだけで選びました

持ち込んだマイクは

OH/-STC1

FT/HT-atm230 

SNtop-atm650

SNbtm-c2

KICK-ae2500

GTR-SM57

GTR solo-beta57

でした。

ベースのDIはメンバー私物のRNDI、ボーカルマイクもメンバー私物のbeta58です。これ以外は箱のありものでレンタルです。

 

普段PAをしてる火影やSOCORE FACTORYではギターアンプにSM57を立ててHPF入れてフェーダーをグイッと上げればカッコイイMIDが出るんですが、ここの所他の箱に行くと「うーん…」ってなります。自分的にね。他の箱のディスじゃなく、僕が出す音としての納得の話で。

最終的にはいい感じに作れたんですが、できればEQしたくないので今後の事考えなければ…。

 

それにしても東京は寒かった…。もっと暖かい服を用意すればよかったな…。

リハ前にメンバーの皆さんと言ったカレー屋も美味しかったですよ!

ここです。

↓↓↓
https://goo.gl/maps/ZKM7TDq3BestPgbv7

JAMに行く際にはオススメ!

 

今回も色々勉強になった遠征でした。

 

ありがとうございました!

 

 

photo by RYOHEI TSUKADA

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