心斎橋火影の音響、音無のブログです。

Ryo Otonashi

自身のバンド"NEMU"、PA/RECのブログ。PA/REC料金は記事のカテゴリー[PA/REC料金について]に記載しています。

NEMUで使ってる機材達

随分ご無沙汰してしまった…。

こんなだからいつもダメなんだと思う。

 

気を取り直して、今回は自分が使っている機材についての紹介をします。

 

●ベース本体

 

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ヤフオクで買ったエピフォンのPJタイプのリッパーを使っています。確か25000円ぐらいだった記憶がw

実は10万円以上するベースは買ったことがないんです。前に使ってたジャパンヴィンテージのフェンジャパのプレベも3万円ぐらい。それでも良い音って皆言ってくれるので、高いベース買う気になれないんですよね…。このリッパーなのですが、PJタイプのPだけを使ってます。ピックアップセレクターとボリュームノブの1つは完全に回路を切断しているので、見た目はこんなですが中身はプレベです。内部配線はWEの70'sで単芯のものを使い。ポットはCTS、ジャックはSwitchcraftに交換済み。配線材は色々使いましたが、WEの単芯がこのベースの場合音が纏まりました。ポットはCTSに変えると音が太く元気になった印象ですね。あ、コンデンサーの事忘れてました…。オレンジドロップです。特にここはこだわってなかったですね…。今後他の物にも交換して更に理想に近づいていければいいかな。

 

弦は現在、アーニーのフラットワウンドの95-45です。かなり細めの弦ですが、充分な低域は出ますし、太い弦だと演奏がしんどいのでw

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ピックアップはバルトリーニの8Sに交換。このピックアップは深い低域が特徴的でアタックは控えめ。前のプレベを使ってた時からずっとこのピックアップです。

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ヘッドの先端にはファットフィンガーを装着。これで暴れる低音がスマートになった気がします。サスティーンも少し伸びたので、少しコンプがかかったような印象です。つける位置によって音が変わるので色々試しながらこの場所に落ち着きました。

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ネックジョイントはfreedom custom guitar reserchの薄い方を

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フラットワウンド弦の深い低域は欲しいけど、サスティーンも欲しいという…かなり矛盾していますよねw

その結果こういうセッティングになりました。まだ進化するかも知れませんが今の所は満足です👍

 

●ケーブル

シールドは動きがある所はmogami3368、動きが無い所はBELDEN88760に統一してます。

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3368は少し太いので製作時、普通のプラグが入らなかったりするので少し手間ですが、低域がモワつかず、レンジが広い印象です。ギターにもベースにも合うケーブルです。そんなに値段が高くは無いし最強ではないかと思います。88760に関しては、本当にこのケーブルが好きなんですが、タッチノイズが凄いんです…。なので動きがないエフェクト間に使用してます。プラグはいつもノイトリックの金メッキですね。フラットでエネルギッシュな音になる気がして好きなんですw

 

●エフェクトボード

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ベース→ジャンクション→ファズ→チューナー(バッファ)→リバーブ→ALBITプリアンプ→メサブギープリアンプスルーアウト→DI→PA

そしてメサブギーのプリアンプの通常アウトからは88760のケーブルを使い、箱のアンプのリターン端子に接続してパワーアンプだけ借りるという使い方です。

メサブギーのプリアンプをアンプとして使う用になったのは、今まではGENZBENZの真空管のベースアンプなど使っていたんですが、重すぎて運ぶのが辛すぎて断念しました。よく台湾にライブに行くのですが、この方法だと海外でもほぼいつもの音でライブ出来るのでオススメですよ。色んなプリアンプをアンプとして使うのに試奏したのですが、僕的にはgainがないと良い音が作れなかった印象です。前にメサブギーの真空管アンプヘッドを気に入ってたので、このプリアンプは一発で気に入りましたねー。

 

ボードについてです。

まずはTRIALのジャンクションボックス、このTRIALは知り合いが作ってるエフェクターのブランドで火影のアンプ修理もお願いしてるほど信頼しているので、迷わず買いました。この手のエフェクトは音が変わらない事が正義なんですが、こいつは殆ど変化しません。最高です!

次はEQDのcloven hoof、ファズです。歪みはこれで落ち着きそうです。今までNEMUの初期はRATに始まりソバットのbass driver、bass big muff 、マレッコのbass assmaster、black catのオクターブファズと渡り歩いてきました。

その後ろにTCのpolytune3。これは最早バッファーとしての導入でした。ファズの前にバッファーを入れると音が変化してしまったのでこの位置です。

ここから以前はプリアンプに行きリバーブだったのですが、ALBITのプリが最後に置いた方が自然だったのでリバーブを犠牲にしました。ですが、RV-6のデジタル臭さが後段のプリのお陰で少しアナログっぽくなり結果オーライでしたね。

 リバーブは今までRV-3をずっと古一に借りていたのですが、踏んだ時に一瞬の音切れもあるし、いつまでも借りてるのは良くないなと思い、使い慣れてるBOSSにしました。

 そして、ALBITのプリはいいですよー。真空管モデリングしたようなプリを沢山使ってきましたが弾き比べると、やっぱり本物の真空管だなとなりました。最高です!

 パッチケーブルは全て88760でここからアンプまでは3368です。で、メサブギーのプリアンプからアンプのreturnは88760です。

 

次にDL4とTCのリバーブはボーカル用なんです。マイクはSE electronicsのv7を使ってます。

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このマイクかなりハウリングに強いんです。ae6100 の音が好きで使っていたのですが、余りにもライブ中ハウリングさせるPAさんが多いので変えました。ボーカルにディレイやリバーブをかけるんでハウリングしやすいんですよ。音だけで選ぶなら他の選択肢もあったのですが今はこれがベストです。

v7→DL4→TC rev→DIとなるんですがムーアーのDIはスタジオでファンタム電源を使うのが面倒なので9vで動作するアクティブDIでコンパクトな物を探してこれにたどり着いた感じです。ですがマイク直よりロー感がスカスカになるのでボーカルのラインのケーブルはすべて8412にして、少しでも太くなるようにしてます。初めはDIじゃなくXLR-2pの変換ケーブルを使用してPAに送っていたんですが、某ライブハウスでノイズが酷く、GATEをかけられてディレイもリバーブも台無しという事件が起きたので、やっぱりアンバランス信号でPAに繋ぐのは良くないなと思い追加しました。

 

最後にNEMUではベースはワンフレーズループが多くて、難しい事もやってないので一音の存在感が重要なのでかなり拘ってます。後、古一のギターの音もアクセントで凄い低音を入れてくるので、そこから逃げる役割でもスーパーローを重視してます。まだまだ色々企んでいるのでFX的な変化はありそうですが、基本の音はこれで満足できてます。

 

長文読んで頂きありがとうございました!